取付け豆知識 その6 取付け編 part 2

カーオーディオ・カーナビの取付けを自分で!と思っている方へ。取付け・取り外しに関する基本的な事とちょっとしたコツを紹介します。

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取付け編 part2

ばらしが済んだら次はいよいよ取付けです。取付け時の注意事項&豆知識、その2。

テープについて

取付けるときのマストアイテムとして、工具とともにテープ等「止める・固定する・保護する」ものが挙げられます。
これ、ついつい家庭で使用している日用品でどうにかしようと思っていませんか?
家庭用のテープを使用すると、経年変化でベトベトになったり逆に硬くなってしまったりいいことは一つもありません。家庭用は(もし、どうしても使用するのであれば)仮止めに使用する程度にとどめたほうが無難です。
本止めの際は「クルマ用」とか「耐熱 耐寒 難燃 絶縁」等と書かれているものを選んでください。
その際テープの特性を理解するようにしましょう!

・粘着力
・絶縁性
・経年変化への耐性 等

仮止め、車体の保護は養生用の布テープがおすすめですよ。
作業後、仮止めテープはすべてはがすようにしましょう!

テレビアンテナ/バックカメラコードの室内への引き込み

雨が浸入しない様に、下から上に向かって室内に引き込むのがコツです。電話や電気の屋内への引き込みは、必ず、下から上へ引き込んでいます。逆にしてしまうとコードを伝って水が侵入してくるおそれがあります。

GPSアンテナの位置

GPSアンテナをダッシュボード上などに設置する際の話です。多くの車は室内設置でほぼ問題はありませんが、一部車種にはフロントガラスの材質の影響で著しく感度が悪い、もしくは受信しないものがあります。
その場合は、一旦GPSアンテナを車外に出して見てください。もし車外だと受信する場合は、設置場所変更の必要があります。
また、GPSアンテナの下に付属の鉄板(反射マット等)を敷く指示のある物は、もちろん敷いた方が感度は良くなります。

ユニットの取付け位置(ダッシュ部分以外)

今はだいぶ見かけなくなりましたが、ハイダウェイユニット等の取付け位置は注意が必要です。カーペットの下に隠して置いてあるケースがありますが、おすすめできません。
それは、カーペット等の下に隠すと湿気の為ユニット全体が錆びてしまうことがあるからです。錆びてしまうと最悪の場合修理不能になることがあります。
できるだけ、ユニットはジュウタンの上につけるようにします。配線は被覆されてますのでジュウタン下に隠してOKです。

ハイダウェイユニットではないのですが、カナック企画のサテライトビューカメラのメインユニットは取付例として助手席下に配置するようにしてあります。念のため取付け例を挙げておきますよ!